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名古屋の話とその後の話

  • posted at:2008-06-18
  • written by:青木猿頬(サルボー)
名古屋クリエーターズマーケットVol.18行ってきました。
大阪からの出展者は多く、私と同行した別ブースのtoro氏とキンキ氏をはじめ
アートカクテルの出展者の方々や著名なクリエーターの方々など
名古屋っていう場所の距離的な便を表したかのような顔ぶれだったと思います。

朝一の新幹線で新大阪から名古屋まで51分。
そこからそのまま会場のポ-トメッセなごやへ直行。設営して11時よりスタート!

一日目
カップルを中心に4組描かせていただきました。正直言って失敗(^^;
ブース配置が悪かったのだと反省して初日は終了。
二枚描かせていただいた女の子二人組とは楽しく過ごさせていただきました。
どちらがどちらの色紙を持っていったのでしょうね(^^)
あと親子連れとカップルと友達二人組。終了時刻を回ってもお待たせいたしまして
申し訳ございませんでした。精進します;

二日目
ホテルで朝食後余裕を持って会場へ。
課題のブース配置を変更しても午前中はおだやかなものでした。
しかしお昼過ぎにカップルのお二方を描き始めてから展開はガラッと変わり・・・
終了時間ギリギリまで次々と後ろに並ぼうとされているお客様もあり、
大変ありがたいのですが、逆にご迷惑をおかけすることになるので終了時間に
間に合わないのでと丁重に丁重にお断りさせていただいておりました。
何でしょう、このスイッチが入ったかのようなお客様の入りの差は・・・
良くも悪くも心臓に悪いです(笑)

全てが終わって我に返ると途端に皮膚炎によるかゆみが。
ストレスから開放されて血行が一気によくなったからでしょうね。
イベント自体楽しかったですけど疲れがドッと出た二日間でした。

会期中お隣のブースの方々やわざわざこちらまでお越しいただきご丁寧にご挨拶
いただきました名古屋の似顔絵氏の方々とお名刺の交換、束の間のお話など
させていただき、若輩者ながら光栄でした。
ドラ似っ娘って似顔絵チームがあるんですね♪お名刺をいただき知りましたが
大阪にお越しの際は是非宜しくお願いいたします(^^)

12月のクリマも参加させていただく予定ですので。皆様宜しくお願いいたします。

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万博記念公園行ってきた

  • posted at:2008-04-06
  • written by:青木猿頬(サルボー)
大阪の万国博覧会別名エキスポがあった万博記念公園。そう、あの太陽の塔のある。

昼からそこの敷地内にある国立民族学博物館に一人で取材に行ってきました。
その前に私の新作のお話を少し・・・

私は今までリアルであることと、人物の顔を描くということ、そしてモノクロであることに
こだわって作品を制作してきました。
そして今年度からはもう一つ世界を広げてみようと思ったわけです。

人物画っていうのは今似顔絵を描かせていただいているので作品として改めて描いて
行くことに果たして意義はあるだろうかと考えた時、答えはそれほど無いかな(^^;)と。
イベントに参加していると似顔絵と作品の境界に度々矛盾を感じていたので、思い切っ
て作品は作品として別の物で攻めていこうと考えました。

そして今回の新作はとことん私の好きなことに走っています。
私の脳内には常に生まれては消えを繰り返す仮想空間が存在します。
以前の記事にも書きましたが、そんなことが夢にまで出てくるんです。
自然の生み出す個性的な空間とか、そんな環境に合わせて定住する住民とか
果てはそんな彼らの持つ信仰とか精霊や悪魔の存在とか。
そういう世界を創造しようと思っています。

私のサイトの上部メニュー欄にいる彼らはそんな世界の住人です。
そして私自身もこの世界の住民です。まだ今いる8人(?)の中にはおりませんが。
どんな仕上がりになるかはお楽しみに♪サイト内「World」に随時アップしていきます。

そんな訳で、今回万博公園の民俗学博物館に行ったのはその世界観に必要な衣装
とか儀礼に使う仮面などを取材するためです。
もう情報の洪水で、頭で理解するのが大変でした。
学校の地理とか世界史で結構外国の文化とか分かっていたはずなのに、知らなかっ
た事がたくさんあったので。
オーストラリアはアボリジニの「ドリーミング」という精神世界に出てくる最も有名な
精霊は虹色のヘビだったりして、その虹ヘビモチーフの彫刻とか砂絵が文化として
伝承されているんだそうです。

そんなこんなで取材した写真とかメモを元に現在作品制作中です。

それにしても桜が満開で天気も良かったし、花見には良かったんじゃないかなぁ。
飯食う時間もとらず取材していたのはちょっともったいなかったかもなぁ(^^)

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アメリカンダイナー

  • posted at:2008-02-17
  • written by:青木猿頬(サルボー)
→続き

三条通を河原町通りに方向を換え南に下ること20分くらい。
新京極のあたりは今風なフランチャイズファストフード店やB系ファッションショップ
シルバー店やお土産屋等、歩く人も観光客や地元の中学高校の学生、夜の仕事の
方々。まぁどこにでもある都会の顔です。

そこの隣に位置する河原町OPAというビルの裏に「Demode Queen」というアメリカン
&ハワイアンダイナーのお店があります。
ここの売りはなんといってもアメリカンなフードやドリンク、そしてスゥイーツ!
店内に入るとそのまま2階へ。
改装後の店内は少し落ち着きが出て、前までの賑やかしい店内に女の子メインの客
層ではなく、我々のような(笑)いかつい野郎どもが気軽に入れる空間になってました。

メインフードはロコモコ。ケチャップライスにサラダが乗せられ、さらに2枚のハンバー
グとトマト♪ボリュームが男性にも程よく、サラダ仕立てなのでサッパリいけました。
スゥイーツ目当てでもありましたが、メニューを見てティラミスカフェオレというドリンク
に激しく魅かれ、それを注文。
当たり前の話ですが美味しかったです。「何だこれ、めちゃくちゃうまいな!」
次回はそこの大きなパフェをスゥイーツ好き集めていただきに行きたいと思います。

そうこうしているうちに大方のお土産店は閉店して、お土産は買えず。
「toro」氏がお餅の菓子を食いたいと言い出したので探し歩くうちに道は七条へと。
45分ほどブラブラと夜の京都路を歩き京阪電車七条駅に到着。
枚方の家に帰ってきたのは夜の10時半でした。

この日の旅は久しぶりに新しい刺激が満載で、いい日でした。
これからまた作品作りに生かしていけると思います。

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三条初七条行き

  • posted at:2008-02-17
  • written by:青木猿頬(サルボー)
京都に行ってきましたよ。

目的は展覧会「川端康成と東山魁夷」に行き、晩御飯は「DemodeQueen」という
アメリカンダイナーに行くこと。
そしてできれば京都の雑貨を買うことでした。

結果京都の雑貨は買えませんでしたが(カラーの筆ペンは買いましたけど)
展覧会と晩御飯は素晴らしかったので、以下に軽く感想を記します。


「川端康成と東山魁夷」
今度のアートイベントでユニットを組む「toro」氏と京阪電車三条駅にて集合後、
展覧会のある京都文化博物館へ向かいました。
何度も京都を訪れていましたが三条通り沿いは初めて散策しました。
大小ギャラリーが軒を連ね、間に昔ながらの町屋があったり、レトロなレンガ張りの建
物があったり、かと思えばコンクリート打ちっぱなしのお洒落なブティックがあったり・・・
そこを行き交う美術学生やお洒落なカップルという芸術に恵まれた場所でした。

そんな三条通を程なく歩くと赤レンガ張りの旧銀行の建物を使用した京都文化博物館
4階でそれはやっていました。
川端康成氏と交流のあった東山魁夷氏。
手紙にて「新作を描きまして今度個展を開きますのでお越しください」と川端康成氏に
宛てた手紙とか、「先日は大変いいものを見させていただきまして、帰りたくないくらい
でした。何とかあの絵をお譲りいただけませんか?」と東山魁夷氏に宛てた手紙とか
(以上失礼ながら略式にて記載)

そのような交流の記録と同時に東山魁夷氏の作品と、川端康成氏の原稿とあと川端
康成氏の収集した芸術作品が展示されております。
感想はズバリ、心の奥底に音叉のごとく深く静かに響いた。
日本人だから分かる感動というか、「静」の間の素晴らしさ、郷愁にも似たどこか懐かし
い緑、空、湖の輝きへの想い、そして人が描かれていないのに、人の温かさを感じ取れ
るその温度感。 素晴らしい作品に感動し、感動のあまり涙するなんて話を聞きますが
東山魁夷氏の作品はそういうレベルではなくて、その絵からもう目が離せないんです。
魂をその絵に預けてしまったかのように私の心は額という枠組みを通り越して作品世界
に入り込み、無音の世界に浸るのです。
そう、とにかく無音・・・東山魁夷の絵にBGMなんていらない。
「見ていると賑やかな音楽が聞こえてきそう」な絵も素晴らしいとは思います。
でも東山魁夷氏の無音の美が私はこの上なく好きです。

川端康成氏は東山魁夷氏をこう評しています。
「美というものは短く浅い感動ではなく心の奥底、霊に染み入るようでなくてはならない。
現在は短い感動を与える画家が多く、残念である。その点東山さんの作品はこの日本
で最も永らく深い美の感動を与えることの出来る画家であろう。」(失礼ながら略式)

たぶん現地で描きたい風景とか見て、その静けさとか、人の温かさとか感じ思い描きな
がら描いていたんだと思うけれど、私にはまだまだその描く時の思いこそ同じであれ
それを形として表現する力が未熟で小さくて・・・私には描けない、描けないんだなぁ。

でも磨いて磨いて必ず描ける人間になりたいと思います。
今日こうして氏の作品に出会えたのもそこに気づくための機会だったと思うし、美って
なんなのかを両氏に教えられた気がします。
帰り道、京都文化博物館の斜め向かいにあるシュークリーム専門店に入り美味しい
シュークリーム(ミルク感がすごく強くて美味しい♪)をいただきながら、その静かな感動
と煮えたぎる情熱を胸に秘め、ステップ軽く三条通に消えたのでした。

続く→

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行ってきた

  • posted at:2008-02-05
  • written by:青木猿頬(サルボー)
1日、2日、3日と九州は大分県に従姉妹の結婚式に行ってまいりました。
南の方といえどもそれほど寒さは変わらず、遠く関東では雪が積もり、軽くパニック
だったと伝え聞いております。

うちの父方の親戚の式なのですが、父親と一緒に向かい、色々親戚と過ごしている間
父はとにかく喋る喋る(^^;)喋るか寝てるかどちらかだったと思います。
思い出話、家族の近況、会社の話、ボウリングの話、親戚の話、食べ物の話etc・・・
小さい頃は寡黙な父親のイメージしかなかったものですが、ここまでよく喋ると今まで
の記憶が違っていたのかと混乱いたします。 老けるとそうなるのかな?

とにかくそんな賑やかな親戚たちとの時間も就寝(私の布団の上に叔父さん方の飼っ
ている猫が私の上で寝てました)、翌日の結婚式へ。

朝、ご先祖様のお墓参りに向かい、その後結婚式へ行きました。
神前式というのは初めて見ましたが、隣にいた小中校生の従兄弟が杯の清酒を飲ま
されて顔がゆがんでいるのが笑えました。
従姉妹は綺麗でした。
従姉妹の旦那さんも歳で言えば一つ下になりますが、しっかりとしたいい人でこのお二
人の末永い幸せを祈るばかりです(^^)

今回の式ではウエルカムボードと新郎新婦の両家のご両親の似顔絵を描かせていた
だいたわけですが、式で二回もマイクで名前を呼んでいただきビックリしましたが嬉しか
ったです。

その晩は近くの宿に泊まり、翌日帰路に着きました。
デジカメには前回の従姉妹(こっちはお姉さん)の式ほど収められなかったけれども
色々と貴重な体験も出来て、また一つ成長できたなと思っています。

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プロフィール

HN:
青木猿頬(サルボー)
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/08/15
職業:
現代肉筆浮世絵師
趣味:
一人旅、サバイバルな生活
自己紹介:
旧名:青木インパクト
2015年1月にて改名

 

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