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OSAKAアート&てづくりバザールVol,12を終えて

  • posted at:2013-03-18
  • written by:青木猿頬(サルボー)
今回で何回目の参加か数えてないから6回目か7回目か忘れたのだけれども

約3年ほどこのイベントに参加させていただいて、初めての壁付きブース。

似顔絵は相変わらず回を重ねるごとに予約締め切りが早まってまして;

予約締め切りにてまたの機会にと差し上げましたお客様方には

お詫び申し上げますと共に、お立ち寄りいただきました多数の皆様に

深く御礼申し上げます。


二日間で53件(ポストカード使用枚数)、人数で72名様を描かさせて

いただきまして、これまでお子様が圧倒的に多かったのですが

今回マダム、マドモワゼルが多かったなぁ。

さらにほぼ毎回いらしていただいてるお客様もいて、ホンマに感謝です。

顔は覚えてても名前は忘れてるので失礼申し訳ありません;



仮面は黒地に白の桜を散らせた『夜桜仮面(笑)』

ネタ切れかよと、古くから私を知る方には鼻で笑われてるんですが

まぁ仮面としての勤めを全うした仮面にも感謝。

ちょっと仮面をね・・大真面目に作っていられる心境じゃなかったのでね・・。

その話はもう少ししたらします。今はするべき時ではないので。


そんなわけでOSAKAアート&てづくりバザールもまた一つステージを

上がって、より皆様にご満足いただけ、作品でアッと言わせられるように

精進したいと思います。

ありがとうございました。

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私の師(3)

  • posted at:2013-03-15
  • written by:青木猿頬(サルボー)
学生生活を終え、新卒で就職し、転勤の繰り返し。

その間勿論腰を下ろしてじっくり制作なんて出来なくて

その就職先も現実だけシビアに考えれば頑張れたんだろうけれど

制作は手放したくなかったので転勤のない職場へ転職。

そして2007年、アートストリーム天保山に出展しました。

この頃私の師匠は映画監督のジム・ジャームッシュ。

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」という映画のポスターに一目ぼれし

以後ジム・ジャームッシュ監督の初期3部作は今もDVDが家にあります。

監督はカラーの作品も撮ってますが、モノクロ映画が真骨頂。

モノクロである意味、モノクロだからこその遊びが随所にあって

とても参考になったのです。

『昼の雪景色・・・男2人、汽車のレールをまたぎながら歩くシーン。

空と雪の積もった地上が白に溶け合い、レールの放射状の線が映え

そこに猫背の男の人影。』

こんな絵になるシーンはモノクロだからこそなんです。伝わるかな(汗)


そしてその後シンシティの原作者フランク・ミラーも師匠になり

モノクロで第一線はってる方々の後姿を常に追っかけてました。


そして、青木インパクトとして6年目、似顔絵師としてもなれてきた時期。

そんな時に日曜美術館で取り上げられた江戸時代の絵師の作品に

驚愕しました。

それが曾我蕭白氏です。

異端の水墨画家と言われ、筆の持つ表現の可能性を追求し続けた

この方の雲龍図が、ぜひとも生で見てみたい。

その時の感動のまま制作に向うとどう変化があるか試したい。

とにかくワクワクするんです。

今私は際限なく横にどんどん広がっていく作品を描き続けておりますが

とりあえずこの曾我蕭白氏の雲龍図の横幅より長くするぞ(笑)と

誓ったものでございます。

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私の師(2)

  • posted at:2013-03-14
  • written by:青木猿頬(サルボー)
高校は第一志望の工芸高校を失敗して普通化に進学しました。

そこは2年生から美術コースを希望できるので。

2年生になって迷わず美術コースに移動して、そこで週4回の実技勉強。

油絵とデザインの授業は苦痛ではないにしても苦手だったので

クラス20人ほどの平均以下の成績でしたが

デッサンの授業だけはトップ集団から1度もあぶれることなく

乗り切ることが出来てました。

少なからずこの時の自信が今の活動の後押しになっていると思います。


そして、高校を卒業。宝塚造形芸術大学(現宝塚大学)へ進学。

慣れ親しんだ富山を離れ、一人兵庫県は宝塚市へ移住しました。

この頃大学では建築関係だったのでパースの実技とアーバンデザインの

イメージスケッチ以外はあまり絵が関係なくなってまして

絵に関しては学校の教授で師と仰ぐ方がいらっしゃらなかったのですが

(卒業後4年間個人的にお世話になる教授がいらっしゃいますが)

趣味とか個人で細々とやってた絵の活動では師匠がおります。

それが森気楼氏。

SNKっていう格闘ゲームに強いメーカーの格闘ゲームのキャラクターを

描いていた人ですが、格闘ゲームだけに筋肉とか、しっかり描けて

なくてはいけないので、陰影とか実にリアル。

顔には森気楼氏の癖がありましたが、日に日にその顔のリアルさの

レベルも上がってるし、CGと併用して化け物のレベルまで行ってました。

私はその森気楼氏の作風の真似から始めて、写真の模写など

とことんリアル一歩手前(ここがミソ)を追い求めてました。

この頃から私は別名義でひっそり活動始めてたので

知ってる人は知ってるかもしれませんね。

つづく・・・

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私の師(1)

  • posted at:2013-03-14
  • written by:青木猿頬(サルボー)
今現在青木インパクトとしての活動において、師匠が数人おります。

直接教えてもらった人、影響を受けた人ひっくるめて師と申しますが

この機会に(師の一人である曾我蕭白氏の展示前)に

回想しようかなと思ってます。暇つぶしにご覧下さい(笑)


私は5歳の時に保育園の保母さんに奨められて

大谷アート学園という、実家富山県の個人運営の学校にいきました。

そこでは常に週一で課題を描き続ける日々。

仕上がると先生に見せて、作品の手直し&指導を受ける。という流れです。

子供心に早く帰りたい時は一発合格でないかなぁと期待したものです。

その時の学園長先生から「色はこうでなければならないって事はないの」

とよく教えてもらいまして、空が紫でも良いと手直しを受けた風景画が

後にどこかのパンフレットの表紙絵に選ばれたことがありました。

でも、この頃からすでにカラー絵は苦手で、デッサンだけは強みがある

という青木インパクトとしての基盤が出来上がっていたと思います。


そうこうしながら中学生になり、その頃の師匠は「ボブ」さんでした。

ボブさんとは「ボブの油絵教室」というテレビ番組のMCであり絵描きの

ボブさん(多分アメリカ人)で、茶髪のアフロに鬚が立派なナイスミドル。

ひたすら油絵で簡単に風景画を書く(下書き無しで)という番組を

ビデオに録画しては見てました。

筆洗油で洗った筆を鉄柱に往復ビンタのようにバタバタはたいて

水気を取ると、その度に「ワッハッハ・・」とご機嫌になるボブさん。

ペインティングナイフで山を描くその魔法のような光景に目が釘付け

になったものです。

ボブさんから学んだことは

「頭でイメージした景色をまるで本当に存在するかのように見せられるって

とても素敵なことだと思う。自らの手で山や木を生み出せるんだよ。」

ということですね。実際ボブさんの風景画はリアルなんです。

本当は存在しない風景を好きに描けることの自由さと

リアルだからこそ、そういう「騙し」の説得力が生まれるってことは

実に良い相乗効果を生んでいて

今の私の作品作りの原点になっています。



そして月日は流れ、中学2年で大谷アート学園をやめ

普通化の高校時代にうつるのです。つづく・・・

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作家として夫として

  • posted at:2013-02-16
  • written by:青木猿頬(サルボー)
皆さんに伝えたいことがあります。

毎日顔をあわせる愛する人大切な人には、毎日声かけてください。

一日一回はその相手を笑わせてあげてください。

喧嘩してても自身の調子が悪くてもです。

でないといつか後悔します。

人間生きてて辛いことや悲しいこと、腹の立つこと痛いこと

マイナスばっかりでまったく楽しくない人生だと思ってる人も

いるかもしれません。

でも、笑顔で向き合ってるとき遊んでるとき

結婚がまだなら結婚式のとき

少なくともその時は無意識でも幸せなはずなんです。

私は死ぬとき

「何か色々あったけど・・・全部ひっくるめて楽しかったなぁ」

って思いながら死にたいと思ってます。

そう思うのは難しいし、急な死なんてなおさらですよ。

だからこそ「今」を幸せだと思えるようにしてあげてほしい。

その「今」のちょっとずつの幸せが毎日たまっていったら

結局その人の人生ってまんざらでもなかったって思えませんか?

最高の人生をパートナーや家族がすべて作り上げることなんて

できませんが、いなくなって後悔するくらいなら

絶対やったほうがいい。絶対。


作家として見てくれる人に感動してもらえる作品を作りたい。

夫として愛する妻を笑顔にし続けたい。

どちらもまだまだ中途半端な私。

血反吐はいても両方成し遂げたいと切に思います。

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プロフィール

HN:
青木猿頬(サルボー)
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/08/15
職業:
現代肉筆浮世絵師
趣味:
一人旅、サバイバルな生活
自己紹介:
旧名:青木インパクト
2015年1月にて改名

 

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