我が家に4月からカメがやってきております。
その名前は「ナハト」ドイツ語で「夜」を指すこの子は
トウブドロガメという品名でペットショップにおりました。
トウブドロガメは実は大きく分けて3種類いて、ナハトはその内のミシシッピドロガメ
という種類になるのですが、全体的に色が濃くて横顔に二本の黄色っぽい線が
走っているのが特徴です。他の2種類は全然ちがくて、もっと明るい体色です。
最初ミシシッピニオイガメを飼おうと思っていたのですが、ペットショップにいた
ミシシッピニオイガメがその時ウトウト睡眠中だったので、疲れている可能性と
起こすのも悪いなと思ったのでそっとしておいて、隣にいてバタバタとせわしなく
泳いでいたトウブドロガメに決定したというわけです。
名前の由来は黒っぽい甲羅に側面の黄色い模様が星のように見えたので
これは夜だなと。実はミシシッピニオイガメ飼うつもりでミシシッピニオイガメも
甲羅が黒いので飼う前から「ナハト」ってつけようと思ってたんですけどね。
親指第一関節くらいしかないベビーですが、非常に元気一杯。
過去クサガメ(実家にいます)とカブトニオイガメ(天国にいます)を飼っていたので
カメの扱い方も分かってるつもりでしたが、ベビーには可能性が高めのミズカビ病に
なってしまったんですね;
早期発見でしたので、皮膚に付着したミズカビは取って薬浴させて
今は全然問題ないですが、ベビーの間は本当に気が抜けませんね。
とにかく全然日向ぼっこしない子なので、大変です。
カメは日向ぼっこして皮膚や甲羅を乾燥させることでミズカビとか寄生虫
感染から守り、太陽の紫外線を浴びて甲羅や骨を成長させていくのです。
だから休みや時間があるときは強制的に日向ぼっこ。
楽しいのはやはり餌やりの時ですね。
バクバク食べます。ベビーなので食べ方はまだ上手くなく
食べこぼしも多いですが、見てると和むし安心します。
正直今精神的に参っていて、大丈夫だと自身に言い聞かせても
周りの目が気になって変なテンションで振舞ってしまってます。
まともな笑顔も作れなくなってきてるし、軌道修正が大変です。
そんな中今のところ唯一の救いなナハトちゃん。
この子は余計なことは何も考えてないでしょうし、本能に実に忠実に
生きてます。カメだけじゃなく猫も鳥も魚も(犬はちょっと違うかな)。
ありのまま生きるってのは人間には難しいけれど
ナハトちゃんと同じ目線で眺めていると少し気が紛れます。そんな5月。
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