今日思いたったかのように最新作の描画に取り掛かっています。
来年早々には完成するので実質2011年最初の作品になるわけですが
ハッキリ言って今までのE・G・Gシリーズにはあった具体性がもう無いです。
具体性は私の癖で、どうしても説明臭くなってしまうので
その癖を思い切って2011年は払拭したいと思っているからです。
躍動感はどうしても欲しいしインパクトはキッチリ残したい。
でも説明臭くしたくない。
だから色々秋から考えてここでもこんな作品展開はどうか、など
メモしてみていたわけですが、最終的に今回の新作のように形作られます。
イラストボードも完全パネル化。飾る時に反り返ってしまうようでは問題外なので;
桜も散って新緑芽吹く頃に私の人生の一つの節目を迎えますので
その先行として家に雑誌「イラストレーション」のバックナンバーがやってきました。
雑誌の中での公募作品や特集で取り上げられている作家の作品を見ていて
イラストレーションって何ぞや?って思うようになって
私は今現在も会社勤めの社会人なので割と商売っ気も考えながら描いてたり
前ここのブログでも書いていた通り「好きだから」ってだけの自己満足で作品を
作ってはおりませんが
ただ、そこに私なりの悪い癖も出ていて、それが説明臭さ、整合性ばかり考えて
いるから堅い作風、面白みのなさに現れていると思ったのです。
描いてて面白く、見てる方も肩の力を抜いて見られる。
そういう余白を作るのも必要なんだなと最近思っています。
大体そういうこと考えるのは職場の行き帰りの電車内なんですけど
大抵いいことって思いついても帰宅したら忘れてるんです。
だから今回は必死に頭で反復しながら帰宅しましたよ(^^)
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