青木猿頬のご案内

明日の晩から夜行バスに乗って奥さんと奥さんの作品が展示している
東京は日本橋のギャラリーにいってきます。

デザフェスに参加するわけでもないのに夜行バスで東京にっていうのは
初めてなのですが、祝関東進出を果たした奥さんの展示を拝見させて
いただきながらも、ごくわずかの時間で東京の雰囲気を感じられたらなと
思っています。

最近私の近辺で変化がチラホラあって、それ見てて私自身少々
疲れてるんで、これからは本来の私の立ち位置に戻って山篭りの仙人の
ように静かに制作活動に明け暮れようと思います。
流れに乗らない、視線の先は空だったり植物だったり、人とは違うところ見て
自分だけの世界を、もう一度作り上げたいなと思ってます。

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堺アートワールドで他の作家さんとか見ていて考えていたのですが
結局のところ

自分が自身の作品を好きでないのに
他人に自信を持って見せられるわけが無い

ってことなんですよね。
自分の生み出した作品は、その人の脳からイメージされて
手の動くまま、目の感覚に頼るがままに完成したもののはずです。

謙虚なのは分かりますし日本人の美徳だと思いますが
「下手ですけど・・・（＾＾；」とか「皆さんに比べたらしょぼいですけど（＾＾；」
って作品を見せる前に言うのはどうかと思います。
あなたの作った作品でしょう？自信を持ってください！

自信を持って今はこれ以上の作品は作れないってくらいの作品を
毎回作って見せるんです。
それでボロクソに酷評されたらその落差が大きいですし
ショックも落ち込みももちろん激しいでしょう。

でもそれを恐れて人に見せる前から自身の作品に自信がなくなったり
自分で先に粗探しをしてしまうのでは作品がかわいそうです。
そればかりか、その落差を少しでも小さくしたいからと
見る人へハードルを下げるような前置きを言うのは、まさしく
「逃げ」以外の何ものでも無いと思います。

最高のパフォーマンスを見せてそれでも酷評されたら、その部分を
考えてみて修正してみせるなり、個性としてより強調させるなり
そこからもう1ステップ成長できるはずなんです。

こうやってイベントに参加してブースに人が来ない、あまり良い顔されない
そりゃ色々ありますよ。私だってもちろんありますしありました。
私よりも何倍も活動歴が先輩で、関西どころか全国区で人気爆発な作家さん
ばかりの中で私は圧倒的に知名度低いですから、今回の堺で初めて知って
いただいた方の方が多かったと思います。

でも今回展示させていただいた新作を含めた5枚は、毎回毎回自信を持って
完成に至ってます。まだまだ描いていくうちにつかめていくものもあると思うので
上も見たらキリが無いですが、現時点で一番！って気持ちはあります。
酷評されたら仕方ありません。そら落ち込みます。
でもそこで潰れるくらいなら20数年以上絵を中心に人生を送ってきてません。

『謙虚でいたいが卑屈にはなるな』
あてはまる全ての作家さんに、というより誰よりも私自身のために
常に心に留めておきたいと思ってます。

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2011年7月24日　堺の天気は昨日と同じく快晴。
堺アートワールド二日目、青木インパクトブースは一日目よりも
多くのお客様にお越しいただき誠にありがとうございます。

二日続けていらっしゃったお客様も多数おり、感謝感謝です。

大阪が地元ということもあり、関西ローカル色が強い出展者陣。
そういう土台があり出展者の知人関係で関西のクリエーターさんも
沢山お見えになっていらっしゃいました。

奥さんも今回堺アートワールドに出展いたしておりましたが
奥さんの方がそういった関係の知り合いが多いので、その流れで
私も沢山の方とご挨拶させていただきました。

一人でかいサングラスでそろりと私のブースまでいらっしゃってた
方がいましたが（笑）気が効いた返しが出来ずスンマセン（＾＾；
似顔絵はイベントでなくとも声かけてもらえれば描くのでよろしく。


総括

テンパっちゃいけないのは勿論なんですが、逆に落ち着きすぎました；
第三者の目から見たら抑揚の無い面白みの無い人だなぁって
思われてるかもしれませんね（＾＾；
本当はテンションあげて話したりしたいんですけど、何となく心静かで
音の無い風鈴みたいなフワッとした二日間でした。
自身の思ってるよりすっかり老け込んでしまったのかなぁ・・・（＞＜）

そんな私自身の反省点がありつつも、新作は「ライオンのやつ」と
皆様に熟知されたようで、今年から始めた架空ポスターシリーズ
ブレることなくやりきっていきたいと思います。

次のイベントは近鉄百貨店橿原店での似顔絵とギャラリーそら様での
151人展、そして大阪南港ATCアート＆てづくりバザール！
ATCでは新作をもう一枚用意して行きます！
堺市の方はちょっと遠方ですが、お時間ございましたら是非お越し下さい。

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7月23日　堺アートワールド2011の一日目が終了しました。
なんか旅行気分で行ってる名古屋や東京と違い、終了後の異常な高揚感は
そんなに味わえておらず、今日もよく活動したなぁという疲れを味わいました。

別に悪い意味ではなく今回は初の堺でのイベント参加にもかかわらず多数の
お客様にご覧いただけて自身の方向性に間違いがないことを確信させて
いただけたし、初日のペースで二日間の数字的な予想でいえばマイナスに
なってしまう事はまずありえないので、上出来ともいえるくらいです。

おそらく「寄る年波」ってやつでしょうね（＾＾；
帰りの電車で手に持つ切符を何度も落とすほどに爆睡でしたし（笑）

ともあれ、私のHPのトップページ掲載の新作「ルチャドール対リビングデッド」
初披露となった今回の堺アートワールド2011
目下絶賛子供達から「怖い」「キモイ」の高評価を得ております中ですが
初日の疲れを睡眠でぶっ飛ばして二日目もリフレッシュし参加したいと思います。
是非是非お越し下さい！

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堺アートワールドに間に合う新作を描いてます。
2011年の新作のコンセプトでもある架空の映画ポスターを描き始めて
ライヴ告知ポスター→ガールズムービーポスター→純和風モダンホラーポスター
・・・・ときて、いよいよ次のテーマは描きたくて仕方なかったアレ。
ゾンビムービーポスターです。

お子様が怖くなって泣き出すかもしれませんがポスターには当たり前のように
ゾンビさんがリアルな顔して鎮座しております。

私なりにゾンビ造形って言うものにこだわりがあって
ジョージ・A・ロメロ監督の初期のゾンビ。
つまりモンスターっぽさが薄くて目が白目じゃないゾンビがいいんです。

さて、そんなゾンビ映画を架空の設定でポスターかいてるわけですが
その映画の中身とは、実にB級っぽさが表れた「へんてこ」ゾンビ映画かも。

なんせ生き残るためにゾンビと闘う主人公はプロレスラーですから。
舞台はアメリカとメキシコの国境付近っていうことで、メキシコのプロレスラー
つまり「ルチャドール」と呼ばれるレスラーがわずかに生き残った人々と共に
地獄の世界を生き残るというサバイバルアクションホラーって感じです。
もちろんプロレスラーは鍛え上げられた肉体が武器ってことで
プロレス技でゾンビをやっつけます。
逃避行を続ける内に仲間が減り、仲間が集い・・日々予断を許さぬ世界で
果たして主人公は生き残る事が出来るのでしょうか？
結末は私もどうしようか考えてませんが、あくまでポスターだけしか描きま
せんので、結末は見る方のご想像にお任せします（笑）

ちなみに現在トップの絵になってるガールズムービーポスターは
「farming girls」直訳すると農業少女という作品です。
都会で何不自由なく暮らしてきた今時ギャルが、都会の冷めた人間関係や
どこ行っても同じ風景のコンクリートジャングルに疲れ、荒らんでいる時に
田舎のお婆ちゃんの家に遊びに行き、農業と出会う。
春夏秋冬の自然の変化を感じ、緑に抱かれ、自らの力で野菜を育てる。
そんな日常から徐々に「精一杯生きていくこと」を学んでいく。
って言うお話です。今風のイケメン男子が写りこんでますが、この人は
この物語（架空）のきっかけをつくり、ラストシーンのキーパーソンになる人
です。実際に俳優さんが演じるなら玉木宏さんあたりに演じてもらいたい（笑）

堺アートワールド2011では上記2作品の他にも第一作目とサムホールサイズ
で原画販売する三作目も展示いたします。

似顔絵もちょこっとやります。皆様いらっしゃってくださいね。

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