昨今泣ける映画や泣ける小説、泣ける漫画に泣ける歌
「泣ける」という一ジャンルが根強い人気を持ち続けていますね。
現代の人はどんだけ泣きたいんだ、と。
それだけ各々向き合う現実がカラッカラで辛いことなのですかね。
さて、泣くという行為がどんな感情から来るのかにもよりますが
「切ない」・・・例(志半ばで死ぬ人の話、悲恋話等
「悲しい」・・・例(愛する人の死、大事なものの喪失等
「むなしい」・・・例(疲れきって、現実に打ちひしがれて等
「くやしい」・・・例(試合に負けて、浮気されて、喧嘩して等
「怖い」・・・例(恐怖話、身体的恐怖、孤独等
「感激した」・・・例(美しいものを見て&聴いて、素晴らしい出来事との接触等
「嬉しい」・・・例(計り知れない幸福、サプライズ等
「痛い」・・・これは泣けるって言うか泣かざるを得ない身体的反応でもある(笑)
「タマネギ」・・・上に同じ(笑)
日本人において今最も泣けるという感覚と太く結びついている感情は
上記で記しているところの「切ない」「悲しい」ではないでしょうか?
日本人の国民性といいますか、抑制の美、哀愁の美という感覚を生来持っていて
それが悲恋話とか登場人物が死んでしまう話に敏感に反応してしまうのだろうと
言われています。
かと思えばアメリカのいわゆる「全米が泣いた」系映画も人気ですね。
日本人の涙への渇望感。
私もそんな涙への渇望感を持つ一人ではありますが
私はできたら悲しくて、切なくて泣きたくはないなぁ
美しいものを見て
生きているってことの素晴らしさを感じて
瞳を輝かせて
笑顔に満ち満ちた涙を流したいです。
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