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泣けるという事

  • posted at:2009-05-08
  • written by:青木猿頬(サルボー)
昨今泣ける映画や泣ける小説、泣ける漫画に泣ける歌
「泣ける」という一ジャンルが根強い人気を持ち続けていますね。
現代の人はどんだけ泣きたいんだ、と。
それだけ各々向き合う現実がカラッカラで辛いことなのですかね。

さて、泣くという行為がどんな感情から来るのかにもよりますが
「切ない」・・・例(志半ばで死ぬ人の話、悲恋話等
「悲しい」・・・例(愛する人の死、大事なものの喪失等
「むなしい」・・・例(疲れきって、現実に打ちひしがれて等
「くやしい」・・・例(試合に負けて、浮気されて、喧嘩して等
「怖い」・・・例(恐怖話、身体的恐怖、孤独等
「感激した」・・・例(美しいものを見て&聴いて、素晴らしい出来事との接触等
「嬉しい」・・・例(計り知れない幸福、サプライズ等
「痛い」・・・これは泣けるって言うか泣かざるを得ない身体的反応でもある(笑)
「タマネギ」・・・上に同じ(笑)

日本人において今最も泣けるという感覚と太く結びついている感情は
上記で記しているところの「切ない」「悲しい」ではないでしょうか?
日本人の国民性といいますか、抑制の美、哀愁の美という感覚を生来持っていて
それが悲恋話とか登場人物が死んでしまう話に敏感に反応してしまうのだろうと
言われています。
かと思えばアメリカのいわゆる「全米が泣いた」系映画も人気ですね。
日本人の涙への渇望感。

私もそんな涙への渇望感を持つ一人ではありますが
私はできたら悲しくて、切なくて泣きたくはないなぁ

美しいものを見て
生きているってことの素晴らしさを感じて
瞳を輝かせて
笑顔に満ち満ちた涙を流したいです。

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リアルへの思い

  • posted at:2009-05-06
  • written by:青木猿頬(サルボー)
ブログのつぶやきカテゴリが100いきましたね。どんだけつぶやいてるんだ、と。

とある画像収集系ブログでアートの情報収集&勉強をしていたんですが
そこで写実を極めた作品を取り上げていたんですね。
私もオッ!と思い見てました。

でも、その作品群に寄せられたコメントはまさに賛否両論でした。

「すげぇ!」
「神業だ」
「とても俺には真似出来ない、尊敬する」
といった賞賛のコメントもありながらも

「だからなに?って感じ」
「こんなの美術学生の模写練習レベルだ」
「写実はもう飽きられている」
「別に今の時代フォトレタッチでいいだろ」
「自己満足の世界」
などなどなるほど納得の否定意見も伺えました。

時間の無駄、自己満足
確かに見る側からしてみたらもっともだと思います。
私はイラストミックスの「E・g・g」シリーズへの完全移行へと踏み切りましたが
でも、私はリアルは捨てられません。

今までずっとリアル一筋で、模写とは言わないまでも出来る限り写実に近い
作風を目指してきました。
今いただいているスケッチのお仕事も、鉛筆一本で描く鹿背山の風景。
現地の方々から有難い事に好意的に迎えられているようです。

完全模写は作家の個性が感じにくいですし単なる技術自慢になりますが
タッチなどに作家の意図や想いが込められていれば
それは自己満足にはならないんじゃないかなと思います。

「E・g・g」シリーズには総じて暖かさとか、優しさとか込めている(つもりです^^;)
これからは狂気であったり、暗さであったりも盛り込んでいくこととなりますが
「凄い」以外のアンサーがもらえるような作品を目指しています。

はてさて、それはいつになることやら・・・


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心斎橋まで買い出し

  • posted at:2009-05-06
  • written by:青木猿頬(サルボー)
今年の大型連休は似顔絵と仕事で休みなしの中で今日は午後から心斎橋へ
画材の買い出しと補充に行ってきました。
いつも買っている画材屋さんではもっぱら水彩絵の具とコピックがメインですが
今日はついでにオリジナルの作品用に大き目のイラストボードも買いました。

このボード、今まではキャンソンボード(たまにマーメイドボードも使うけど)で
描いてますが、今回はより鉛筆画に適しているとされるKMKケントの荒めの
ボードを買ってみました。
キャンソンは水彩に効果を発揮するわけですが、当初水彩も使うはずが今は
背景にガッシュ使う以外は絵の具使わないで、コピックと鉛筆だけで
完成させているのでキャンソンでなくてもいいかなと(^^;

でもつやっつやのケント紙は4Bなどの柔らかい鉛筆の芯ははじいて、筆跡が
残りにくいのでキャンソンとケントの中間を捜すのが大変です。

名古屋クリエーターズマーケットVol.20用の新作は現在2点描き上がりました。
一点は同イベントの特別企画としてニューヨーク展示の選考というものがあり
ましてその選考用に書き下ろしました。
会場では私のブースとは別のスペースに展示されますのでお気をつけ下さい。
・・・てかまだ書類選考の結果を知らないので、もし落選してたら私のブースで
展示します(笑)

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5月ですね

  • posted at:2009-05-02
  • written by:青木猿頬(サルボー)
ダイアリー・オブ・ザ・デッド見ましたよ。
POV(ポイント・オブ・ビュー)形式のロメロゾンビ映画ということで
色々好き嫌いが分かれているこの映画ですが
私はやはりロメロ映画だなぁと感動いたしました。

POVとは1人称、つまり主観的視点で登場人物から見た景色という限られた世界
に付き合わなければいけないというリアル感、閉塞感が特徴です。
近年「ブレアウィッチプロジェクト」や「クローバーフィールド」
「REC」といったパニックホラー、サバイバルホラーのジャンルで絶大な効果を
発揮し、1ジャンルとして確立されたばかりのこの形式なのですが
総じてハンディカメラでの主観なので走ったり歩くたびに手ブレがするんですね;
この手ブレ・・見る人が見たら酔ってしまうという代物。
肝心なところを、リアルさを追い求めるがゆえに敢えてハッキリと見せない、という
そのストレスも相まって必ずアンチPOV評価が上がってきます。

話がそれましたが、このロメロゾンビ映画でのPOVは意外とその手ブレが無い。
何故かって言えばどうやら登場人物が映像専攻の学生だからとの事。
理由は何であれ、そのおかげでアンチPOV側からも好意的のようです。

しかしながら、残念なところがあるとすればそれは物語の本筋の弱さでしょうか。
今までのロメロゾンビ映画は閉所での大勢のゾンビからの篭城という確固たる
基盤があって、そこでの生き残った人間同士の確執であったり、醜い争い
を通じて「非日常に見る人間の脆さ」を浮き彫りにしていたのですが
今回は
・あまり立てこもっていない(笑)
・そんなに閉所ではない(笑)
・車が意外と安全(笑)
というそれほど危機感も浮き彫りになるものも少ない物語になってましたかね;

でも、私は好きです。
途中で出会う耳の不自由な老人であったり、自分の国と称し要塞を築く黒人
グループがいたり、そういう生き残りグループに強盗に向かう州兵達がいたり
登場人物によって精神的限界点がバラバラなのもリアルで
人物描写という点ではさすがジョージ・A・ロメロ監督だなぁと思いました。
大変参考になります(^^)

さて前述にもありますPOV形式の他の映画、もちろん見てます。
特に凄いなと思ったのは「クローバーフィールド」序盤は神がかり的です。
あとは夢なら早く醒めてほしい終始絶望的リアル感「REC」
この二つはオススメです。
化け物系ホラーですので苦手な人は見ないほうがいいですよ(^^)

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鹿背山パンフレット発行

  • posted at:2009-04-16
  • written by:青木猿頬(サルボー)
鹿背山元気プロジェクトに挿絵担当として参加しております私

この度プロジェクト運営の中村様より鹿背山元気プロジェクトの紹介として
パンフレットが発行されたとのご案内を頂き、何冊かいただきました。
今まで私が描かせていただきましたスケッチもパンフレットのいたるところに
掲載されており、いいものをいただいたなぁと嬉しく思います。

この鹿背山に限らず、今日本のいたるところで里山が放置され荒れています。
山は自然界だもの放っておいた方がいいのでは?と思うかもしれません。
それは一度都市開発の頓挫などによって人間が足を踏み入れ
関わりをもったまま放置された「里山」となるとそうはいきません。
人が侵入したことにより生態系のバランスが崩れ、木が陽の光を遮り、つたが茂り
広葉樹の代わりに竹が占拠しはじめ水はけも悪くなるんですね。

そしてそんな現状を食い止め復興させるために地元の住人をはじめとし
里山の自然と語らいながら管理する活動が「鹿背山元気プロジェクト」なのです。

パンフレットはその活動のこれまでの記録、継続中の活動内容、鹿背山の生物
などなど情報も盛り沢山。
とても分かりやすく、小、中学校の教材としても実に有効な一冊だと思います。
私は初期の数回参加して今はスケッチ参加だけですが、荒地の開墾など
なかなかの体力勝負。若い私の方が先にバテてしまいました;

そんなバテてる私の姿もすっかり写真に納まっております(笑)
あとクレジットには私の本名が載っています(笑)

※4月21日追記
現在こちらのパンフレットは木津川市役所のパンフレットコーナーに
ならんでいるそうです。(4月14日付 京都新聞WEBニュースより)
2000部作製とのこと(^^)

表紙はこちら↓ 名古屋クリマで何冊か持っていきますので詳しくはそちらで。
kasebook.jpg

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プロフィール

HN:
青木猿頬(サルボー)
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/08/15
職業:
現代肉筆浮世絵師
趣味:
一人旅、サバイバルな生活
自己紹介:
旧名:青木インパクト
2015年1月にて改名

 

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