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鑑賞しました

  • posted at:2009-12-04
  • written by:青木猿頬(サルボー)

映画館で一人で見たのは、生きてきてこれで二回目かそこらの私ですが
今回レイトショーで見てきましたのはクエンティン・タランティーノ監督作品
そうです「イングロリアス・バスターズ」です。

タランティーノ監督作品はデビュー作の「レザボアドッグス」から
氏の大出世作「パルプ・フィクション」、「キル・ビル」、「デスプルーフ」
ちょっとだけ参加したとか、一部の脚本を描いたとかでいえば
「シン・シティ」や「フォールームス」、「フロムダスク・ティル・ドーン」もかな。
あとは「ホステル」もそうだ。
「ジャッキーブラウン」は少ししか見てません。何故か合わなかったです。
そんなこんなで一部例外もありますがタランティーノ監督作とはツボが
似ているらしく、ジム・ジャームッシュ監督、ジョージ・A・ロメロ監督と並び
好んでその作品を見ている映画監督です。

タランティーノ監督作品はそのどれもが意図的にB級テイストをかもし出し
よくもまぁそこまで口が動くもんだと言わんばかりの痛快な台詞回し
そして音源のチョイスの素晴らしさ(ミザルーとかジャングルブギとか)
映画が好きなんだなぁと素人の私達でも楽しんで作っているのが感じ取れます。
あと、最近食い物を美味しそうに見せようとしているのが分かった(笑)

さて、そんな氏の最新作「イングロリアス・バスターズ」ですが
メインビジュアルがブラッド・ピットだったりと、何かとブラッド・ピットワンマン映画
かのように見えますが、この映画での立ち居地はあくまで数人いる主人公の
うちの一人って感じに見えました。
実際何人くらいなのかはネタバレになりかねませんので言及しませんが。

2時間半くらいの長い映画ですが、気がついたらエンドロール流れてたってくらい
長く感じませんでしたよ。
全体の7割は誰かが流暢に喋ってるシーンなのですが
脇役の紹介にナレーションが入ったり、そいつだけ名前がシャキーンと出たり(笑)
敵役の大幹部にいたっては矢印でこいつが誰なのかチープに紹介してくれる(笑)。
このあたりはタランティーノらしいなと思います。
あとはもうもの凄い緊迫感のある探りあいとか、ボカスカ殴る、バンバン撃ち合う
アクション映画です。
腹の探り合いのシーンは劇中何度かあり、胃がこっちまでキリキリしそうです。
レザボアドッグスの頃からその緊迫感の演出が凄くて
この場面だけでも十分楽しめると思います。

トータルでの星数で言いますと ★★★★☆ ってところですね。
マイナス1なのは「パルプ・フィクション」と比べるとはじけっぷりが足りないかな
とは思いました。歴史ものには贅沢な注文ですので実質★5つです。

中学の体育の先生にそっくりな人がでてるんだよなぁ。
しかもかなり目立つ役で。
そう、あのミルク一気で飲む人。
 

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プロフィール

HN:
青木猿頬(サルボー)
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/08/15
職業:
現代肉筆浮世絵師
趣味:
一人旅、サバイバルな生活
自己紹介:
旧名:青木インパクト
2015年1月にて改名

 

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