似顔絵のお仕事の発送とか色々終えて帰り道に本屋に寄りました。
私の引っ越したところは枚方市のときと違って大きな本屋が近くにはありません。
家から20分ほど歩いた先、JR弁天町駅からでも徒歩5分はかかる本屋さんが
一番近い本屋です。なので最近は滅多に本屋にも寄らなくなっていました。
なので久しぶりにコミックのところを見てみると、なんとキーチVSの4巻が出てる
ではありませんか。気がつかなかった。
キーチVSは表紙がそのまま中身のワンシーンって感じなので表紙見たときに
「え!?」とビックリしました。何故かは実際に見てみてください。
リアルタイムで連載読んでいる方はなんとも感じないでしょうが、連載読んでない
私には毎回この展開にビックリさせられます。
さて、4巻は牛肉偽装告発の社長の話が一応の収束を見て、次の現場?に
移るところから始まりますが、う~ん・・深いなぁと思いますね。
内容は申しませんが私が思った事は
怨み、復讐っていう概念は昔からありましたが、だから人を殺していいのか?
っていうことなんですね。
キーチのセリフで一番印象に残った言葉があります。
「汚すな・・。お前は綺麗なままでいろ。」
これ女性に言ってる言葉ですが口説いてるわけでは無いと思うんです。
人間人を殺したら心が汚れる。
まっさらな存在として生きなさいってことなんではないかなと。
しかし1巻では人殺しをした高校生の顔を見てこうも言っています。
「お前は一生人殺しの顔だ。
事の善悪なんか知ったこっちゃねえ、が
その人殺し面俺は嫌いじゃねえぜ」
この高校生は車椅子の母親に迫る父親の浮気相手を殺したんですね。
それでキーチに自分はどうなっても構わないから、その前にキーチに
自分がした事がいい事なのか悪い事なのか裁いてほしかったと。
確かにこれ、感情論でいえば善悪で計れるものじゃないのかもしれません。
でも4巻の件の一言を見ているとこの物語の深さが分かるような気がします。
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