先ほどスピリチュアルな番組で中村中さんが出ていた。
あの人の持つ空気、瞳の奥にある深みは一目見て他の人とは違っています。
この中村中という方は俗に言う性同一性障害(障害という言葉はふさわしくないと江原
氏がおっしゃっておりますし、私も控えめに記載)
その事によって人から差別的な扱いを受けたりなさったそうですが、その人たちを恨む
ことなく自分の道を進み、現在シンガーソングライターとして「友達の詩」など発表紅白
歌合戦に出場されるなどご活躍です。
そんな中村中さんのこれまでを評して、江原氏と美輪氏は「人の痛みを知る人は人に
やさしくなれる」とおっしゃっています。
いじめの問題が取り上げられる際にしばしば用いられる言葉ではありますが、まさしく
そうなんですよね。
中村中さんの内情を知らなくてもこの方の発する空気がその憂いにも似た奥深い優し
さを十分感じます。この方がこれから先さらに人生経験を積み空気感がさらに奥深く
なることを期待しつつ中村中さんを応援させていただこうと思います。
そんな私も実はいじめ経験ありいじめられ経験ありの人間です。
小学生の時いじめをしていたのですが、中学進学後1年半ほどいじめを受け、この頃
私も先に触れたことのように人の痛みを知り人にやさしくなれる心を知りました。
つらい経験でしたが、今までいじめをしてきた罰として自分がいじめを受けたのだと思
っています。
今の私に中村中さんのような瞳の奥の深い憂いはあるのか分かりませんし、空気が
発せられているのかもピンときません。
でもこの番組を見て、以前謎だった私の作品にあるという「暖かさ」の理由が今なら分
かる気がします。
もっと奥深い憂いのある瞳をもてる人間になりたい。
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