ありがたいことに感想にてお褒めの言葉をいただくことがあります。
一度何かが足りないと伺ったこともありますが、実は私自身そう思うのです。
何かが足りないのではないか・・・?でもそれが何かぼやけている、と。
そんな中どの方のご意見からも共通して伺っていることが一つだけあります。
「暖かさを感じる」
私が人物を描く時は、お洒落にすることよりかっこよくすることより何よりも
その人物画が生きているように描きたいって言うその思いでいます。
瞳の輝きひとつにしても、唇の艶にしても生きていることの素晴らしさを感じ取れる
部分ってあるもので、そこに対するこだわりは持っているつもりです。
そこが暖かさになるのかは私自身がまだ表現下手なもんで掴めていないのですが
でも私は「人間という生き物が嫌いでもあり好きでもあり」という根底の概念なので
そのどこが嫌いで、どこが好きなのかってことはこれから直球でぶつけていきます。
今までは思わず顔がほころぶ平和な作品があっても「私この絵なんだか嫌い」ていう
人物画も描いていきますので、ぜひ青木インパクトの作品を通して喜怒哀楽を
体験していただけたらと思います。
その喜怒哀楽がいわゆる「血の巡る暖かい人間」独特の芸術なのだと信じてます。
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