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浦島太郎のようだ

  • posted at:2007-06-11
  • written by:青木猿頬(サルボー)
神戸の垂水に二年ぶりに行ってきました。

この垂水って場所は「誰も知らない天然水」の前身「雲流X」が始まった所でもあり
同時にここの仕事で心がボロボロになった場所でもあります。
でも嫌な思い出だけじゃなくて、ここは素の笑顔を見せられる仲間に出会えた場所
でもあります。立場の違いからそれほどつるんだ回数は多くないけれど、人付き合
いが苦手だった私を誘ってくれ、傷つけないでくれ、癒してくれた奴らです。
本当にいい奴らでした。本当に。
男は兵庫訛りのある関西弁で、ヤンキーなんだけど優しくて、男らしい奴らで。
女は芯があって活発で、優しい美人ばかり。

何で二年ぶりだったのか、それがホンマに悔やまれてなりません。
ここの職場はとある事情で無くなってしまって、仲間もバラバラになってしまいました。
無くなってしまったのを知ったのは、私が静岡に転勤になって会社を辞めてから半年
してからのことで、その時は会社の元同僚からのメールでしたが、その時に駆けつけ
ていれば、多分皆と再会できたでしょう。

二年です。
この二年で私は垂水までの電車の運賃がいくらか忘れていました。
垂水駅は新快速で停まる駅ではないことを忘れていました。
何十回と乗っていたバスの最寄のバス停の名前も運賃も忘れていました。

風景で記憶していたのでバスは難なく降りられましたが、風景は結構変わっていま
した。  職場はそのまま残っていましたが、駐車場のコンクリの隙間から雑草が生
えて、寮の扉は壊されて、なかなかにボロボロでした。
在ったはずの建物があちこちでなくなっていたり、また、増えていたり。
マクドナルドが潰れてココイチになっていたのは驚きましたが(^^;

そして人間も・・・仲間の姿はもちろん職場の常連客の姿すら見かけませんでした。
仲間の連絡先はこの二年で変わってしまっていたり、辞めたときの心の荒れが原因
で服とか本とか大切な物など色んなものを捨てたときにその連絡先も消していたり
してたんです。それも悔やんで仕方がありません。

一人二年前にも見たであろう青空と白い入道雲を見上げ、垂水を後にしました。
信じて行動すれば、また会えると信じて。

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プロフィール

HN:
青木猿頬(サルボー)
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/08/15
職業:
現代肉筆浮世絵師
趣味:
一人旅、サバイバルな生活
自己紹介:
旧名:青木インパクト
2015年1月にて改名

 

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