人の生きること、死ぬことってのを最近よく考える。
作品にそれを生かすにはあまりにも深く、難しいため、今はひたすら考えている。
「憎む」って心理は宗教に達観している極一部の人を除いて人間である以上いつか
どこかで必ず持つものであろうと思う。対象が人間でなくて物であったり自然であっ
たりするわけだから。遠足当日に雨が降ったら「雨の馬鹿野郎」とののしった経験は
ありませんか?歩いていてタイルの端につま先が引っかかったらタイルに舌打ちし
た経験てないですか?
この「憎む」って心理が人に働くとき一番あっちゃいけないのが対象に攻撃を仕掛け
ること。足を引っ張るために策を練ることなんだと思います。
この「憎む」って心理は一度発生してしまったものはしょうがないんです。人間なん
ですから。宗教を重んじているはずの某国はいつまでもいつまでも戦争して人を殺し
あってます。信仰のない人の多い日本人が「憎む」という心理を持たない方が不思議
なくらいです。
でも行動に起こしちゃいけない。その為にどうするかが重要。それは考え方を少し換
えることなんです。
よく言われるのは「相手にも家族がいて。悲しむ人は必ずいる」とかそういう考え方。
確かにそれもそうですが、なんか上から目線で根本の解決にはならない気がします。
私ならこう考えます。
「この人にも血が流れていて心臓がトクントクン動いている。体温がある。生き物だ。」
人間を感情で考えずあくまで地球上に生息する生き物として考えると、なんとなく視野
が広がってきませんか?そして自分を大事にするのと同様に同じ人間である相手の事
も傷つけないでおきたいと思いませんか?
心もそうです。心に傷が出来ると血が出るって考え方は出来ませんか?
素振りは平気そうにしていても心の中では打撲して内出血になっているんです。
傷つけるのはやめましょうよ。
今、ラピュタが終わりました。「僕らをのせて」は名曲ですね。歌詞に力がある。
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