海外ドラマの「Glee」をシーズン1でハマってずっと観続けてきた私。
あっという間にシーズン1全て見終わって、アメリカで当時放送中の
シーズン2がDVDリリースされるまで楽しみがなくなってしまいました。
しかし先日その失意の私を驚かせる海外ドラマに出会ったのです。
その名も「ウォーキングデッド」
読んで字のごとく歩いてる死体つまり、ゾンビです。
ゾンビの世界を描いたドラマっていうんで、先入観からまぁB級ホラー並みの
低予算ホラーなんだろうなと思っていましたら
その予想は良い意味で裏切られました。
1.ゾンビの特殊メイクがビックリするほどしっかりしている。
2.大規模なロケ?街全体がゾンビの群れで貸切状態。
3.主演がラブアクチュアリーで紙芝居告白した渋い俳優。
4.ストーリーがもの凄くゾンビ映画の的を得ている。
5.ドラマなのにかなり怖い。
過去にゾンビと名のつく映画や漫画などは大御所のものからC級のものまで
数多く観てきましたが、今回の「ウォーキングデッド」は大御所のそれ。
別に大御所の一人ジョージ・A・ロメロ氏が監督してるわけではないんですが
その世界観が出てて、これぞ最近のゾンビ映画が忘れていた「恐怖」だ。
て思いました。
シーズン2があちらでは早くも情報公開されているそうです。
特殊メイクはシーズン1と相変わらず凄い事になってます。
ただ、私個人の好みではゾンビの姿かたちは
あくまで人間なのであってクリーチャーではないですから
あまりボコボコ顔で目がまっ赤赤では無い方がいいと思うのですが
これも時代ですね。
さて、この「ウォーキングデッド」
是非観ていただきたいのが第一話。
保安官の主人公が入院先の病院のベッドから起きて目にした光景は
入院前の世界とはまったく異なった死の町と化していた・・・
主人公は訳の分からぬまま病院を出、家に戻ろうとするが
変わり果てた町の新たな住民「ゾンビ」が襲い掛かるのだった。
なんだかんだあって2人の生存者に助けられ、いなくなった妻と息子を探しに
外に出た主人公は、町の中心部で大量のゾンビの群れに遭遇。
あっという間に取り囲まれ、最期を悟った主人公。
一瞬拳銃自殺を試みようとするものの目の前にあった戦車の扉が
開いている事に気づき、戦車内に逃げ込む。
戦車内の兵士ゾンビをなんとか撃退するが、圧倒的なゾンビの群れに
四方八方取り囲まれ第一話とは思えない最悪のピンチに陥ってしまう。
この第一話のクライマックス、戦車内で主人公が見せた恐怖とサバイバル
状態に張り詰めている表情がいつまでも頭に残る大傑作です。
元ネタはアメリカの結構古くから続いているコミックなのですが、このアメコミの
日本語訳版が先日日本でも販売されました。
ほしい。
[0回]
PR