引越しが近づいてまいりました。
現住所の枚方市の部屋はその引越しの日で調度4年住んでいたことになります。
大学生で言えば入学から卒業までまるまる住んでいた感じですね。
4年の内に色々ありました。お金がいよいよ底を着きそうだった時でもありました。
今でこそ持ち直し、貯金もある程度できてきて、こうして引越しまでにいたりましたが
ここでの頃は傷心の繰り返しで、もちろん良い思い出もたくさんありましたが
私の成長の場だったと思います。
さて、そんな現住所でのダンボールに囲まれた中での唯一の憩いの時間
漫画を読むことについて少し触れときます。
今まで漫画はそんなに読まなかったのですが(高橋ヒロシ、五十嵐大介作は除き)
ここにきて漫画をバラで買っては読んでいます。
そんな中で新井秀樹の漫画はずっと読んでみたかったので一番新しい「キーチVS」
読んでます。
一言で言うと「日本の地獄を見た感じ」ですね。
そんな世界の中で自身の信念のためにだけ立ち向かうキーチの存在が
とても光り輝いていて
勧善懲悪の話では決して無いのだけれど
「何とかできるものなら、何とかしてくれキーチ!」
と心の底から願わざるを得ない、そんな漫画です。
でも、キーチは話の中でそんな願いすらも否定します。
そう、キーチに頼るのではなくて、こんな世界だからこそ私達一人一人が
立ち向かわなければいけない。その純粋な良心をもって。
読み終わった後に自分の目がギラギラしているのを感じる、そんな漫画でもある。
この漫画はあまり嫌な世界は見たくないという人にはオススメできません(^^;
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