個性派俳優と演技派俳優は微妙に違うんです。
演技派はその役柄によってきっちり演じ分けて、まさしく職人の粋。
個性派は個性的な役柄ばかり回ってくる人でもあるわけですが、それはすなわち発
するオーラであったり容姿そのものが個性的であるからこそ。
演技派俳優の代表格ロバート・デニーロ、モーガン・フリーマン、ショーン・ペンなど。
この方たちの演技はアカデミー賞受賞が証明するとおり、とても凄いものです。この
方々が出ている作品は例え脇役であろうとも作品全体が重みを増し、締まるんです。
で、今回語らせていただくのは個性派俳優の方でして、その中でもさらに演技派でも
ある方々を個人的見解で申し訳ないんですが、ピックアップしてみたいと思います。
●ジョン・レグイザモ・・この方の顔は一度見たら忘れられないので間違いなく個性派
俳優だと思います。代表作は『ムーラン・ルージュ』のロートレック役や『ランド・オブ・
ザ・デッド』のチョロ役、『ロミオ&ジュリエット』の敵役など『アサルト13』というちょい
マイナー映画にもよく喋る容疑者ベック役で出てますね。
アメリカ大陸南部系の顔で渋い顔をするとかっこいいのですが基本的にコミカル
な顔立ちなので(あくまで私見です、ファンの方ごめんなさい)最後にキめる三枚目役
とか憎まれ役が多い気がしますね。
●スティーブ・ブシェミ・・この方こそキングオブ個性派俳優ではないでしょうか。とに
かく顔が・・・。代表作は『ファーゴ』、『レザボア・ドッグス』、『コン・エアー』などなど、メ
ジャーな方だけに、相当の作品に出ています。悪い人の役が多いですね。
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