若草の栄光の時を 花々の輝きの時を
取り戻す術は無いが
嘆かずに 残されたものに 宿る力を見よう
心の内に備え持った同情の念の中に
苦しみから湧き出でる癒しの念の中に
主から読み取る信仰の中に
心を授かったことに感謝します
優しさ、喜び、恐れを感じる心に感謝します
私には 風に散る名も無き花にも
涙を超えた深い思いの糧となります
映画「リバー・ランズ・スルー・イット」より
主人公の父がカトリックの牧師で、主人公のノーマンと父が向かい合って詠んだ一説。
旧約聖書かな? 私はキリスト教徒ではないので、失礼ながら分かりませんが。
でも、とても綺麗な一説です。
この言葉がなんとなくでも分かるようになった時に、私の心はこの一説に有るなと思い
ました。キリスト教の主を信仰する事は私には出来ませんが、ほんの小さな花びらの
一枚からでも、溢れ出る生命の息吹を感じ、その息吹を受けて躍動する心に感謝した
い。大きな空、良い匂いのする花々、水のまばゆい煌めきを、全身で感じて涙する心に
私は感謝したいと思います。
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